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消火器の使い方

 一般家庭には消火器の設置義務はありませんが、多くの家庭には消火器があると思います。
 しかし、実際に消火器を使ったことがある人はそれ程多くはないのではないでしょうか。
 消火器の使い方はいたって簡単ですが、日頃から取扱いについて確認しておかなければいざという時に慌てて使うことができません。
 次の点に気を付けながら火災の被害を最小限に止めるようにしましょう。
消火器を使う前に、「火事だ!」と大声で知らせましょう。
屋外の場合には、風上から消火をしましょう。
消火器の放出時間は約15秒で、放射距離は約3〜5メートルです。
炎が天井まで達している時は消火器で消火することは不可能です。いち早く部屋の扉をしめて避難しましょう。
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黄色の安全ピンを上に引き抜く。
(安全ピンの「ピン!」

ホースの先をしっかり握り、ノズルを燃えているものに向ける。
(ホースをはずす「ポン!」
 

上下のレバーを握る。力の弱い人は消火器を床に置いて体重をかけるようにする。
(レバーをつぶす「パン!」
 


 消火器の悪質訪問販売にご注意を!!
◎「消防署の方から来ました。」
◎「消防署の依頼で消火器の点検にきました。」

 このような言い方で自宅に訪問され、消防署の職員だと勘違いして、2万円ほどの消火器を買ってしまったり、買わされそうになったとの情報が寄せられています。

消防署・消防団では、消火器の訪問販売や斡旋はしておりません。
 消防職員・消防団員を名乗り、消火器の強引な点検・購入を強要する場合、まずは身元の確認できるものの呈示を依頼し、あやしいと思ったらすぐに断ることも必要です。
■被害にあわないための注意点

 消防職員や消防団員、市役所職員が消火器や住宅用火災警報器などを訪問販売(斡旋含む)することはありません
 法律では、一般住宅に消火器を設置する義務、点検する義務はありません
 不正を感じたらはっきりと販売、点検を拒否する
 相手が脅迫的な行動に出たときは、警察に通報する
不審に思った場合はすぐに問い合わせをしてください。
   北上地区消防組合予防課  0197−65−5173


古くなった消火器は危険です

腐食が進んだ消火器を操作した際に消火器が破裂し、負傷等する事故が発生しています。 古くなった消火器
錆びて腐食が進んでいるもの、大きなキズや変形した箇所がある消火器は、絶対に使用せず、レバーを握ったり、衝撃を与えるような取扱いをしないで下さい。
不要になった消火器を屋外に放置しないで下さい。誤って使用されると危険です。
消火器を絶対に分解しないで下さい。

消火器の廃棄処分

不用になった消火器の廃棄方法について
 消火器は一般ゴミとして処理できませんので、不要になった消火器は販売店や廃棄物処分許可業者等に問い合わせの上、廃棄処理を依頼して下さい。

消火器のリサイクルについて
廃消火器のリサイクル業務を(社)日本消火器工業会が地域の販売店と協力して行っています。(処分に際し、回収を依頼した場合は、消火器リサイクルシール代及び運送・保管費用が必要です。)
 詳しくは鰹チ火器リサイクル推進センターをご覧下さい。
(株)消火器リサイクル推進センター

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TEL:0197-64-1122  FAX:0197-65-5170