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異物除去の方法とは?


 「声が出せない」「呼吸音が聞こえても、ゴロゴロ、ヒューヒューと音がする」等の症状を認めた場合には、異物による気道閉塞が疑われます。


    ○  咳をすることが可能であれば、咳が異物除去に最も効果があるのでできるだけ咳をさせます。


    ○  咳ができず呼吸も出来ないようであれば、以下の異物除去法を試みます。


    ○  発見時すでに意識がない場合、また異物除去法を実施中に意識がなくなった場合には、心肺蘇生法に着手します。

背部叩打法
背部叩打法
手の付け根で両側の肩甲骨の間を4〜5回迅速に叩きます。

ハイムリック法
ハイムリック法

傷病者の後ろにまわり、両方の手を腋から通し、片方の手で握りこぶしを作りみぞおちに当てもう片方の手で握り、体を密着させて腕で両脇を絞り込みながら、こぶしを上・内側方向に瞬時にひきあげます。

ハイムリック法を行ってはいけない対象者

 ☆意識のない人 ☆乳児・新生児 ☆妊婦


側胸下部圧迫法
側胸下部圧迫法
手を広げ、左右の側胸下部に当て、下部胸郭を内下方に強く引き絞るように圧迫します。

小児の異物除去
小児の場合

背部叩打法







側胸下部圧迫法

乳児・新生児の異物除去
乳児・新生児の場合

背部叩打法









前胸部圧迫法


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